らぁ麺とうひち
「 らぁ麺とうひち 」
豊臣秀吉が日の本統一後、 応仁の乱などの戦で荒れた京都の都市整備と防衛のために、 京都の周りに築いた土塁が「 御土居 」。
その史跡 御土居から徒歩約3分のところにあるのが「らぁ麺 とうひち」。
らぁ麺とうひち 鶏醤油ラーメン ( 850円 )
券売機で食券を購入。 一番のオススメの「 鶏醤油ラーメン 」を選択。
見た目でもラーメン鉢の中の豪華さを楽しめます。
スープ

かなり旨い ! ! ! !
一口含んだときに、 醤油の香りが口の中いっぱいに広がる嬉しさ。
たまりません ! !
醤油だけの味わいだけではなく、絶妙な油加減で、最後まで美味しくいただけます。
こだわりの醤油を使ったスープは、 苦いようなコクのような体験したことのない複雑な後味。 鶏も含めて全ての材料の絶妙なバランスで美味しいスープを作り上げています。
京都丹波黒どりと鹿児島の黒さつま鶏のガラに比内地鶏の丸鶏を合わせて、 弱火で7時間炊き上げて出汁を取った後に、 数日間冷蔵して熟成させた清湯 ( 澄んだスープ ) スープ。
この清湯スープに合わせるのが、※1 生揚げ醤油3種類と※2 生醤油7種類を配合してから、 火にかけて熟成させた特製の※3カエシ。
店の説明より
※1 モロミ ( 麹に塩水を混ぜたもの ) を搾ったままの醤油。火入れや濾過もなし。
※2 生揚げ醤油を濾過して除菌したもの。
※3 スープで割る前のタレの事
麺

平麺で、 これも旨い ! !
口当たりがなめらかで、「 ツルツル 」、「 シコシコ 」していて、 麺の形容詞のほとんどをかっさらっていくよう。
他にも美味しい麺を提供するラーメン屋はたくさんあるけど、「 スープ 」の旨さが麺の美味しさをさらに引き立てている感じ。
「 きたほなみ 」と「 春よ恋 」を主軸に石臼挽き小麦、 全粒粉、 焙煎胚芽など計8種類をブレンドした無添加自家製麺。
店の説明より
トッピング
二種類のチャーシュー
豚ロース

やや噛み応えがあり、 豚肉の旨味が存分に味わえます。
出来るだけ肉の脂分を削ぎ落とすことで、 鶏醤油の美味しいスープに、 豚由来の味が、 干渉しないように気を使っているところに頭が下がります。
鶏むね肉

こちらは、 豚ロースのチャーシューと対照的に、 柔らかくてシットリした鶏むね肉のチャーシュー。
美味しい鶏醤油のスープに浸されることで旨さが倍増。
メンマ

唯一、 普通だったのが、 このメンマ。 大きさは文句ないけど、 メンマの風味が弱く、 印象には残らず。
白ネギ
風味の強い青ネギより、 このスープには合っています。
三つ葉
らぁ麺とうひち 店内

綺麗な店内。 厨房前にカウンター席。

窓側に、 4人掛けのテーブル席が2卓。
アクセス

地下鉄「北大路駅」下車すぐの北大路バスターミナルから、北1号系統に乗車。
「玄琢下」停留所下車徒歩2約分。
専用駐車場
店舗から100M南へ下がった南箱ノ井駐車場に、2019年度は7台の駐車スペースがあるよう。 毎年駐車台数は変わる可能性があるので、 らぁ麺とうひちTwitter で確認を。
ちょっと、寄り道。
正伝寺

正伝寺 の庭に魅了された一人が ” デビッド ・ ボウイ ” 。( 享年69 )
CMの撮影で京都を訪れた際に、 自らが撮影場所に指定したのが正伝寺。 撮影中に庭園を見つめ、 涙を浮かべていたそう。
また、関ヶ原の戦いの直前。
京都伏見城の戦い(守備方は徳川方の鳥居元忠以下約400名)で、最後まで残った城兵が割腹して果てた際の血の手型 ・ 足型が残る伏見城の床板が、 実際に正伝寺の天井板に使用されています。
大将軍神社

大将軍神社 は、桓武天皇が平安京へ遷都した際、 都の四方に「大将軍神社」 を祀る計画になり、 ” 北方の守護神 ” とされたと伝えられています。
本殿は、昭和五十九年六月一日に、 京都市指定有形文化財に指定。
また、大将軍神社を取り巻く木々を含めて、 まさに ” 鎮守の森 ” としての景観をよくとどめていて、 昭和六十年六月一日に、 京都市文化財環境保全地区に指定されました。
御土居

玄琢下交差点すぐにある「 史跡 御土居 」。できた当初はもっと高かったのでは。
天正十九年( 1591 )に、 豊臣秀吉が戦乱で荒れた京都の都市改造の一環として、 外敵の襲来に備える防塁と川の氾濫から守る堤防として、 京都市街地の周囲23キロにわたって築いた土塁。
東は鴨川、 西は紙屋川( 天神川 )、 南は九条辺り、 北は鷹ケ峯に沿って築かれました。
土塁の内側を洛中、 外側を洛外と呼び、 要所には、 七口といわれる出入口を設置。 鞍馬口、 丹波口などはその名残。
らぁ麺とうひち まとめ

出るころにも列ができていました。
評判通りの美味しい「 鶏醤油ラーメン 」。
想像を越える旨さでした ! !
京都市内中心部から離れているけど、 是非試してもらいたいラーメン屋。
土曜日のオープン直前にいったけど、 既に列ができていました。 出る頃にも、 店の前には並んでいる人が。長く待ちたくなければ、 オープン直前に行くことをオススメします。
※ 店のなかにも、 待機ようの椅子が置いてあるので、店外の待ち人数よりは多め。
所在地 : 京都府 京都市 北区 大宮北箱ノ井町 33-6
電話 : 0 7 5 - 4 3 2 - 8 8 1 8
営業時間 : 11 : 00 〜 14:30 ( LO )、18:00 〜 21:30 ( LO )
定休日 : 火曜日
※ 営業時間 ・ 定休日 ・ 料金等は変更されることがありますので、 店にご確認ください。 万が一、 間違っていたとしても、 責任は負いかねます。 予めご了承ください。
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